2021.06.14

ラッピング

MAZDA3 ルーフラッピング

今回はMAZDA3のルーフを<AVERY グロスブラック>でラッピングさせていただきました。

黒部支店にてお車をお預かりしての施工になります。

ラッピングという言葉をあまり聞いたことが無い方もおられるとは思いますので、簡単に説明いたしますと~

車の色を変えるとなると、塗装するというのがまず頭に浮かぶとは思いますが、車専用のフィルムをボディに貼り付けて車の色を変えるのがラッピングになります!貼って、剥がせるという特徴があります。

よく見かけるものでいうと~バスの広告や、路面電車、会社の社用車等にデザインされているものもラッピングで施工されているものがたくさんあります!痛車も最近はラッピングで施工する方が増えてきているそうですWW(当社のエーミング専用車両も派手なデザインをシートに印刷し、ラッピングで施工してありますWW)

当社のエーミング専用車両がこちら!

エーミング専用車両.jpeg

↑デザイン部分は全てシートにデザインを印刷し、ラッピングで施工してあります。(白い部分はボディ色を利用していますので、フルラッピングをしなくてもこういった施工が可能です。)

単色~カーボン調、無地のシートにデザインや写真を印刷して施工するなど、幅広い自由度と素材があり、塗装と比べても施工時間が短く、なんといっても剥がせば元に戻るというメリットがあります!(剥がす際は施工後3年以内程をおすすめします。)

ラッピングには大まかにボディ全てをラッピングする「フルラッピング」とボディの一部分だけをラッピングする「パーツラッピング」があり、今回はパーツラッピングを施工させていただきます。

それでは施工紹介です。

施工前がこちら~

施工前全体.jpeg

綺麗なメタリックレッドのお車ですね!

施工前.jpeg

リア側から

施工前2.jpeg

今回はこのルーフ部分をラッピングしていきます。

施工中シート乗せ.jpeg

ボディの清掃や脱脂を行い、フィルムの接着剤に悪影響となる油分や埃などをまずは除去します。

しっかりと埃や錆び等、異物を除去しないと、フィルムは薄いので異物のそのままの形が施工後ボディ表面に出てしまう原因になってしまいます。

ですので施工前の洗車や、脱脂、不必要な異物や突起の除去はしっかりと行います!

そして施工するフィルムをルーフにあてていきます。

・フロント左側

施工後フロント折込.jpeg

・フロント右側

施工後フロント折込左.jpeg

しっかりとフィルムをルーフに貼り付けていき、見えずらい細部まできっちりと折りこんで、貼っていきます。

リアも同様に~

・リア左側

施工後リア折込.jpeg

スポイラーで隠れる部分もしっかり施工していきます。

・リア右側

施工後リア右折込.jpeg

ルーフモールも取り外しきっちりと施工していきます。

見た目はもちろんですが、施工後にフィルムが剥がれてきたり、浮いてしまうのを予防するためにも細部までしっかりとフィルムを貼り込みます。

そして完成です!

・全体

施工後全体.jpeg

施工前と比べると引き締まった印象になりましたね!よりスポーティさが増しました!

・リア側

施工後.jpeg

・フロント側

施工後1.jpeg

リアスポイラーとの統一感もあり、まとまった印象に!ルーフ部分を施工するだけでガラッと印象が変わります。施工時間も一日で施工可能です!(基本的に1泊2日~の予約となります。)

ラッピングは短時間で気軽にお車の色や、お車のアクセントになり、パーツラッピングであれば塗装より安価で個性を出すことができます。

新車に近い状態の内に施工すればドレスアップだけではなく、ボディの塗装への傷から保護ができ、剥がせば元通りになるので下取り時にも有利に働くこともあります。

通常、塗装をした場合は改造車扱いになる場合もあり、下取り価格が下がってしまうこともあるので、その点ラッピングは安心です!

塗装では表現しづらいカーボン調やレザー調なども表現ができるので塗装にはない魅力があるもの特徴です!

そんな良い事がたくさんのラッピングですが、良いことばかりをお伝えするのも親切とは言えませんWW

少しデメリットについてもお話しします汗

パーツラッピングであれば割と安価で気軽にボディー色を変えたり、ドレスアップができて元に戻せるラッピングですが、当然注意点もあります。

パーツラッピングだと塗装よりも安価になる場合が多いのですが、フルラッピングとなると塗装(オールペン)よりも高額になってしまう場合もあります。ですが、塗装では表現できないものをラッピングで表現できるので、そこはお財布と相談ですWW

そして、気軽に施工できて、剥がせば元通りになるのがラッピングの良いところではありますが、全てのお車がそうではないという事も知っておく必要があります。

特に古い車や塗装面が傷等で錆びている車などは施工後にフィルムが浮いてきてしまったり、元に戻そうとフィルムを剥がすと元に戻るどころか、根こそぎ塗装がフィルムごと剥がれてしまう場合もあります。

そういった点も注意は必要です・・・。(施工される場合は当社が施工の可否や施工した場合の留意点についてご回答いたしますので、ご安心ください!)

そして耐久性ですが、メーカーにより違いはありますが紫外線などに長時間フィルムがあたっていると色褪せたり、寒暖差でフィルムが縮み、剥がれる原因になったりするので、管理もしっかりとする必要があります。

耐久年数も約3~5年程で、塗装に比べると短いような印象です。(地域や保管状況により変わります。)

いくつかデメリットもあるラッピングですが、あえてデメリットを知っておくことでより有効にラッピングを楽しんだり、施工する前に対処したりできる面もあると思いますので、ご参考になればと思います^^

色々なフィルムでの表現の自由度や車のいろいろな箇所に施工できるラッピングは車のアクセサリーのような存在です。

是非、皆様のお車も着飾ってみてはいかがでしょうか?^^

自分の個性を車で自由自在に表現できることはラッピングの大きな魅力であり、一番の楽しさです!

お客様の個性をしっかりと表現させていただくために当社では施工前のご相談からお見積り、施工完了まで同じスタッフが対応し、「ワンストップ」でお客様に寄り添い施工させていただきますので、お気軽にご連絡ください!

※お見積りに関しましては、現車確認や施工寸法が必要になります。